新しい革のソファや欲しかった革のバッグを買ったときって嬉しいですよね?
でもそのまま使っていると1~2年後には汚れがシボの間や毛穴に染み込んで大変なことになります。
それでは高価な革製品が台無しです。革製品はきちんとお手入れしていれば、美しさを損なわず、一生使える優れもの。
最良のお手入れ方法は、汚れる前にケアして革本来の美しさを保つ「ビフォー・ケア」。
それは、女性の大切な肌を守るスキンケアと同じです。


革が硬くなったり、変色したり…。お手入れ方法を間違うと、革製品はとんでもないことになります。
まず、あなたのお手入れ方法をチェック!こんなお手入れしていませんか?
  1、中性洗剤を薄くして固く絞った雑巾で拭く。   4、牛乳を薄めて拭く。
 食器を洗う中性洗剤を薄めて使う人が多いのではないでしょうか。汚れは落ちるかもしれませんが、これでは革の柔軟性が失われて硬くなってしまう恐れがあります。汚れがひどいからと、薄めないで使うのはもってのほか。大切な革が傷んでしまいます。
 牛乳で拭くと艶が出るため、牛乳は革製品に良いとよく言われますがこれは大間違い。牛乳を飲んだ後、口の周りをそのままにしておくと突っ張ってきます。同じ原理で、革の表面が硬くなってきます。そのまま湿った場所に置くとカビの原因にもなります。
  2、乾拭きする。   5、ハンドクリームを塗る。
 強く擦ると革の表面を傷め、汚れをシボの奥へ押し込んでしつこい汚れ(テカリ)の原因になります。軽く拭くことも厳禁です。同じように汚れがシボの奥へ押し込まれるからです。汚れは専用のクリーナーで除去してください。また、表面に積もったホコリは汚れの原因になります。こまめに掃除機で吸い取ってください。
 人間の皮膚(生きている皮)にはバランス良く作られていても、革製品に使用すると油の染みや色が濃くなってきます。表面にベタ付きが出てきて、汚れやすくなります。 “同じ皮(革)だから良い”という変な理屈は通用しません。
  3、科学雑巾で拭く。   6、靴クリームを塗る。
 布に染み込ませた薬剤(多くが油性)にホコリを付着させて取るのが科学雑巾です。便利でホコリはよく取れますが、革製品の汚れは除去できません。革製品に使うと、革を変色させる恐れがあります。薬剤が革に染み込むと汚れが着きやすくなるなど、返って逆効果です。気をつけましょう。
 靴クリームには、革の光沢を出す成分が含まれています。ソファや椅子に使用すると滑りやすくなって、掛け心地が悪くなります。気をつけましょう。また、靴クリームには油成分が多いものがあります。油成分は染みやベタ付きの原因になります。