革製品をお使いになっている方から、以外と質問が多いのが以下の4つのクエスチョン。水、マジック、ひび割れ、テカリから大切な革製品を守る方法をお教えします。
まず、あなたのお手入れ方法をチェック!こんなお手入れしていませんか?
革製品が水をかぶったとき、
どうすればよいのでしょうか?
 革表面に付いた水分を乾いたタオルで拭き取って、十分に乾燥させます。この時の注意点は高温で乾燥させないこと。ヘアドライヤーなどをあてて高温で乾燥させると、変形や型くずれを起こす場合があります。風の良く通る室内(服やバックなどの場合は、新聞紙などを中に詰めて型くずれを防止)で乾かしてください。乾燥後硬くなった場合は、手で揉むことにより柔らかくすることができます。
マジックやボールペンの
汚れ落としにベンジン
(または灯油)がよいと聞きますが…
ベンジン(または灯油)が革の中に浸透した場合、染色している染料を退色させたり、内部の油分を移動させて革を硬くする可能性があります。また、ベンジン(または灯油)は人体への安全面でも問題が多い溶剤です。汚れが取れても、革製品や健康を損ねてしまう危険性があるので使用しない方が賢明です。
革製品のひび割れや剥離を
防ぐにはどうしたらいいのですか?
ひび割れや剥離の最大の原因は、人体の汗や油脂が革の表面に付着し、時間経過と共に革製品の表面保護剤を溶かすためです。これを防ぐには、日頃から表面に付着した汗や油脂を丁寧に拭き取ると同時に、革製品の表面保護機能を持ったケア製品を塗布して汗や油分の侵入をプロテクトする方法が効果的です。
革って使い込むと艶が出ていいと
言いますが、本当にいいんですか?
使い込んで出る艶は、実は汚れが革の毛穴やシボに入り込んで表面が平になった状態(テカリ)です。ソファや椅子の場合、テカリが出ると座り心地が悪くなるだけでなく、体重で滑りながら擦るようになるため革を傷める原因となります。テカリは一度付いてしまうと、どんどん角質化していくのでなかなか取り去ることができません。日頃から、革の汚れをこまめに拭き取るように心がけてください。